会社を設立する場合に、会社の種類はどれが良いのでしょうか?
一概に言い切ることは出来ず、やはり個々人にとってのメリット・デメリットを加味しながら
どの形態が良いか、個別に判断していくことになります。
ここでは、株式会社と合同会社の比較を行なっていくこととします。
株式会社と合同会社の比較表
| 株式会社 | 合同会社 | |
|---|---|---|
| 社会的認知度 | 高い | 低い |
| 決算公告 | 必要 | 不要 |
| 法規制 | 多い | 少ない |
| 役員任期 | あり | なし |
| 資金調達 | しやすい | しにくい |
| 設立費用 | 高い | 安い |
| ランニングコスト | 高い | 安い |
| 非常勤役員の設定 | 認められやすい | 認められない場合がある |
| 株式会社 | 合同会社 | |
|---|---|---|
| 社会的 認知度 | 高い | 低い |
| 決算公告 | 必要 | 不要 |
| 法規制 | 多い | 少ない |
| 役員任期 | あり | なし |
| 資金調達 | しやすい | しにくい |
| 設立費用 | 高い | 安い |
| ランニング コスト | 高い | 安い |
| 非常勤役員 の設定 | 認められ やすい | 認められない 場合がある |
株式会社の設立が向いている方
会社設立の目的の一つとして、「社会的信用度を高める」というものの比重が高い方は株式会社を選ぶべきと言えます。やはり、合同会社に比べると、株式会社はまだまだ知名度が高いです。
人材の採用などでも、株式会社の知名度が力を発揮してくれるでしょう。
ただし、設立費用やランニングコストは高いので、その費用を負担していく財務基盤が必要となります。
合同会社の設立が向いている方
会社設立の目的が主に節税という方は、合同会社で事足りると考えられます。
適用される税制は株式会社と同じですから、設立費用の安い合同会社を選ぶことに合理性があると言えます。
